転職回数が多い=人生終わりではない理由を採用担当目線で解説

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転職回数が多くなると、
「もう転職できないんじゃないか」
「自分の職歴では評価されないんじゃないか」
と不安になる
こともあると思います

僕自身、30歳で4回目の転職活動をするときは同じような不安を抱えていましたが、無事納得のいく転職ができました

そして今は1500人ほどのメーカーで中途採用全般を担当していますが、転職回数が多い人にも面接に来てもらったり、オファーを出したりしています

そこでこの記事では、僕自身の転職経験と採用担当の経験から、転職回数が多くても人生終わりではない理由を解説していきます

目次

転職回数が多いだけで不採用にはならない

企業は「長く活躍してくれそうな人」を採用したいと考えています

転職回数が多い人が選考を通過しづらくなる理由は、「長く」の部分に疑念が生まれるからです

でもこれは、転職回数の多さによる懸念を解消できれば、選考で評価される可能性は十分にあると言い換えられます

疑念を解消するポイントは「活躍してくれそうな人」にあります

「活躍してくれそうな人」であることを、転職で積み上げた経験でアピールして、経験を積み上げるために転職してきた、というストーリーが伝えられれば全然問題ないです

もちろん、転職回数に対する評価は企業や職種によって異なります

ただ、30歳で転職回数が3回程度あるからといって、それだけでキャリアの可能性が閉ざされるわけではありません

転職回数が多くても評価される人の共通点

転職回数が多くても転職を成功させられる人の共通点は、転職で積み上げた経験を見せるのが上手いことです

そして、転職で積み上げた経験を見せるためには押さえるべきポイントがあります

それが経験の掛け合わせです

転職で手に入れた別領域の経験は武器にできる

例えば、
1社目:人事
2社目:ITエンジニア
3社目:転職エージェント
4社目:人事
という経歴の場合、一番経験の長い人事を軸にして、ITエンジニアと転職エージェントを差別化要素にしてみます

すると
「高い採用需要が見込まれるITエンジニアの実務経験・理解がある」
「転職エージェントの実務経験・転職市場理解がある」
という2つの特性を持った人事が爆誕します

これらの特性は、ITエンジニアの採用に力を入れている企業や、中途採用の体制を強化したい企業にとって、採用担当者としての強みになり得る要素です

ITエンジニアの実務経験があることで、
→部門の採用要件を理解できる
→自社のIT部門の魅力を伝えられる
→難易度の高いエンジニアの採用ができる

転職エージェントの実務経験があることで、
→エージェントの事情にも考慮できる
→エージェント折衝がしやすい
→求職者心理を理解している
→面接で意向上げができる
→ヒアリングも細かくできる
→内定承諾が得やすくなる

という感じで、実務経験に裏付けされたITエンジニアに関する知見、転職市場に関する知見は、人事の業務、特に中途採用を行う上で有効活用できます

そしてこれらは、人事しか経験がない人には真似できない、転職をしたからこそ身についた独自のスキルとしてアピールできるんです

尖った経験は刺さる会社には刺さる

先ほど出した
ITエンジニア × 転職エージェント × 人事
は僕自身の話なのですが、このような尖った経験は刺さる会社にはとことん刺さります

僕は「ITエンジニアの実務経験と転職市場の知識を持った採用担当」として30歳の時に4回目の転職活動を行い、
・年収650万円
・有給休暇20日以上
・残業20時間以内
という条件のメーカーから内定を獲得し、転職しました

その時に実際にやったことは↓の記事で解説しているので、気になる方は読んでみてください

転職回数が多いからこそ身につく経験もある

例えば、
・中途採用をこれから本格的に立ち上げたい
・ITエンジニアの採用が難航している
という会社にとって、
・エージェント経験があり転職市場に精通している
・ITエンジニア経験があり候補者、現場と共通言語で話せる
という人材は、人事一筋でやってきた方よりも高く評価されることがあります

・ITエンジニア、転職エージェント、それぞれの実務をやってきたことをどのように活かせるのか
・うまく活かすことで企業が抱えている課題を解決できるのか
この二つが伝われば転職回数が多くても高い評価を得ることができます

これまでの転職には一貫性があると思わせる

経験を整理して掛け合わせることで、転職でスキルを積み上げてきた人材であることをアピールする準備は整いました

ここからはもう一歩踏み込んで、企業が転職回数多めの人に抱える「長く働いてくれるだろうか」という懸念を解消する準備をしましょう

この懸念を解消する方法は、これまでの転職理由に一貫性を持たせることです

転職するたびに職種や業界が変わっていたとしても、それぞれの経験が次の仕事にどうつながっているのかを説明できれば、単なるキャリアの迷走ではなく、目的を持って経験を積み重ねてきたことが伝わります

僕自身も、30歳で4回目の転職活動をした際には、ITエンジニアや転職エージェント、人事としての経験を整理し、一つのキャリアストーリーとして伝えることを意識しました

大切なのは、過去の転職理由を一つずつ説明するだけでなく、これまでの経験と今後のキャリアを一本の線でつなぐことです

僕が実際に行った方法は、以下の記事で5つのステップに分けて解説しています

転職回数が増えてきて伝え方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください

転職回数が多いことを悲観するより、経験をどう活かすかを考える

転職回数が多いから転職できない、なんてことはありません

企業が採用したいのは、転職回数が少ない人ではなく、自社で長く活躍してくれそうな人です

もちろん、転職回数が多いことで「またすぐに辞めてしまうのでは?」という懸念を持たれる可能性はあります

その懸念を払拭するためにも、これまでの転職を振り返り下記の3点を整理してみてください

  • 転職によって、どのような経験やスキルを身につけてきたのか
  • その経験やスキルを、応募先企業の仕事でどのように活かせるのか
  • それぞれの経験が次の仕事にどうつながっているのか

異なる業界や職種を経験してきたのであれば、それぞれの経験を掛け合わせることで、同じ職種一筋でキャリアを積んできた人にはない強みを生み出せる可能性があります

大切なのは、単に「いろいろな仕事を経験してきました」と伝えることではありません

「これまでの経験があるからこそ、自分はこの会社でこんな貢献ができます」と伝えられるようにすることです

僕自身も、ITエンジニアと転職エージェントを経験した後に人事へ転職し、それぞれの経験を掛け合わせた採用担当者としての強みをアピールしてきました

転職回数が多いからといって、これまでのキャリアが無駄になるわけではありません

今までの経験を一つひとつ振り返ってみると、自分では当たり前だと思っていたことが、企業にとっては魅力的な強みになることもあります

転職回数だけを見て、自分の可能性を狭める必要はありません

転職回数の多さ=自分の希少性だと捉え直して、自信を持って自分の経験を求めてくれる企業を探していきましょう

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