逆にチャンス|面接で「転職回数が多い」と言われた時の切り返し方【職歴荒れ30代必見】

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転職回数が多い人にとって「転職回数に関する質問」はできればされたくないですよね

僕自身、転職活動始めたての頃は悩みましたし、
「どうやって返すのが正解?」
という疑問を持っている方も多いと思います

そこでこの記事では、「面接で転職回数が多いと言われた時の切り返し方」を、採用担当の目線から解説していきます

目次

フレーズ丸暗記ではなく回答の考え方を押さえておく

具体的な切り返しフレーズをお伝えする前に、転職回数について質問されたときの「回答の考え方」をお話させてください

同じ転職回数についての質問でも、

これまで何回か転職されていますが、どのようにお考えですか?

これまで何回か転職されていますが、転職回数が多くなった理由を教えてください

これまで何回か転職されていますが、それぞれ転職を決断した背景を教えてください

というように、面接官によって微妙に聞き方が変わります

暗記したフレーズを話すと、質問に対する回答がズレるという評価をされかねないんです

毎日面接をしていると、覚えてきたフレーズを話しているのは分かります
そして、覚えたフレーズを話すために強引な回答になっているのも分かります

こういう方には「コミュニケーション力が不十分」という評価をされることが多いです

それに対して、「回答の考え方」を押さえておけば、面接官の質問の仕方によって答え方を調整できます

質問の意図に沿った回答ができるようになり、コミュニケーション能力についてマイナス評価を受けるリスクを減らせるので、フレーズを暗記するよりも「回答の考え方」を押さえる方が遥かに有効です

回答の考え方を押さえるために大切な面接官の意図

「回答の考え方」を押さえるには、転職回数について質問する「面接官の意図」を把握しておく必要があります

ここからは、面接官として日々面接に参加している僕の目線から、転職回数について質問する面接官の意図を解説していきます

面接官は「定着性の懸念」を払拭したい

面接官が転職回数について質問する理由は「定着性の懸念」を払拭するためです

面接官は
①また同じ理由で辞めてしまわないか
②うちの会社では長く働いてくれるか
③これまでの転職理由に一貫性があるのか
④退職に至った経緯を自分なりに理解しているか
といったことを確認し、「定着性の懸念」がどの程度解消されるかを判断しています

つまり、転職回数について質問された際は、この4つの要素を含んだ回答をする必要があるんです

過去の転職をどのように捉え、そこから何を学び、今回の転職にどうつなげているのか

これらを伝えることが、面接官の懸念を払拭するうえで重要になります

転職回数について聞かれた時の「回答の考え方」

ここから本題です

転職回数について触れられた時の「回答の考え方」は大きく4つあります

  1. 回数が多いことは認める
  2. 転職によって得たスキル、強みを伝える
  3. スキル・強みを狙って手に入れてきたことを伝える
  4. スキル・強みを発揮したエピソードを盛り込む

この4点を意識すれば、どんな質問がきたとしても面接官が抱えている「定着性の懸念」を払拭する回答ができるようになります

1.回数が多いことは認める

まず、転職回数が多い事実は認めましょう

前向きアピールになると思い「多くなったとは思っていません」的なことを言ってしまうと「自分の状況を客観視できない」と不要な減点をされかねません

本質的ではないところでのマイナス評価はなるべく避けたいので、まずは自分の転職回数の多さは認めましょう

ここで認めたからといってマイナス評価に繋がることはないので、心配しなくてOKです

2.転職によって得たスキル・強みを伝える

ここが重要です

転職回数が多くなったことを認めた上で、だからこそ身についたスキル・強みがあると伝えましょう

ここで伝えるべきスキル・強みは、面接を受ける職種に直結するスキル・強みです

転職回数が多いと、複数の職種を経験していることもあると思います

すべての経験をアピールしようとすると話を聞いている面接官としては
「聞きたいのはその経験の話じゃない」
「経験が分散していて一貫性がない」
という印象を受けます

本人はうまく話せているつもりでも、それを評価するのは受け手である面接官です

面接官が知りたいのは、転職で身につけてきたスキル・経験が応募してきたポジションでどのように活かせるか

自分が話したいこと、アピールしたいことではなく、面接官が聞きたいことを話すように心がけましょう

3.スキル・強みは狙って手に入れてきたことを伝える

2で伝えた自分のスキル・強みは偶然手に入れたものではなく、自分で考えて計画的に手に入れたものだとアピールしましょう

これには、過去の転職は勢いや無計画ではなく、自分にしかない強みを手に入れるための転職だったということを感じさせる目的があります

ここで詳しく話してしまうと内容が転職理由になってしまうので、軽く触れるくらいでいいです

軽く触れておけば、話の流れで転職理由を振ってくる可能性も出てきます

転職理由を聞かれたら、質問の仕方に応じた答え方で転職理由を話しましょう

面接官を納得させる転職理由の作り方が分からない人はこちらの記事で解説しているので併せて読んでみてください

4.スキル・強みを発揮したエピソードを盛り込む

最後に
・アピールしたスキルと強み
・計画性のある転職
に説得力を持たせます

転職で得たスキルと強みを実際に発揮した場面を伝えることで、面接官は
「実際に業務で活かした話ができるなら本当なんだな」
と納得感を覚えます

僕自身も、面接官をやっているときは
・業務の話ができているか
・細い質問にも答えられているか
をチェックしています

話が浅くなったり、うやむやにするような回答だと感じた場合は
「業務理解が乏しいからちゃんとやってなかったんだな…ウチで採用しても活躍は見込め無さそう」
と言う判断をします

自分の仕事を振り返り、転職て得たスキルと強みが発揮された場面を整理しておきましょう

考え方を実践した回答例

これまで紹介した4つの考え方を組み合わせた回答例を作るとこんな感じになります

(1)回数は多くなってしまいましたが、
(2)これまでの経験でITエンジニアの業務理解と転職市場、求職者心理の理解が身についたと考えております。
(3)この3つの知見は、今後ますます需要が見込まれる中途採用で優秀な人材を採用するために必要だと考え身につけてきました。
(4)前職では中途採用において、3社目の転職エージェントで身につけた転職市場と求職者心理、2社目のITエンジニアで身につけた現場知識を用いて、採用難易度の高いIT人材を始めとする全職種の採用を牽引しました。

文章にすると長く感じますが、読み上げてみるとそうでもないです

1〜4までの考え方を盛り込んでいるので、自らの意思で転職してスキルを身につけてきた、それを活かしてきた、というのが伝わる内容になっています

面接では質問によって答え方を変える

今お伝えしたのは基本の型です

この型も大切ですが、もっと大切なのは型を作るまでの4つの考え方です

4つの考え方をマスターしておけば、面接官の質問の仕方によって答え方を自由自在に変えられるようになります

実際の面接は、いつどうやって転職回数に関する質問が来るかは分かりません

どのタイミングで、どの角度で飛んでくるかわからない質問に対して回答丸暗記で挑もうとすると、絶対ボロが出ます

そしてそれは面接官にも伝わります

自然な会話の中でしっかりとアピールできるように、4つの考え方をマスターしておきましょう

これでもう「転職回数に関する質問」も怖くないです!

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